GA4・Google Search Console連携を追加
LLM Insightに、Google アナリティクス4(GA4)とGoogle Search Consoleの連携機能を追加しました。AI回答での言及・引用データと、実際のセッション・コンバージョン・検索クリックを同じ画面で突き合わせられます。
1. アップデート概要
LLM Insightに、Google アナリティクス4(GA4)とGoogle Search Consoleの連携機能を追加しました(2026年7月24日提供開始)。
これまでのLLM Insightは、ChatGPTやGoogle AI Overviewでの言及・引用という「露出」を追跡するツールでした。露出が増えたとして、それは流入や商談につながっているのか。この問いには、GA4やSearch Consoleを別画面で開いて突き合わせるしかありませんでした。本連携により、露出データと実際のセッション・コンバージョン・検索クリックを、LLM Insightのひとつの画面で確認できます。
※ 画面はサンプルデータによる表示例です。
2. できるようになること
連携すると、次の分析が利用できます。
- LLM経由流入の推移:chatgpt.comやperplexity.aiなどの参照元をもとに、AI経由のセッション数を日次で追跡します。チャネル別のトラフィック概要も確認できます。
- 言及・引用×CVの相関:LLMでの言及数・引用数と、登録したコンバージョンイベントの関係を、散布図と相関マトリクスで確認します。
- AIO出現率×検索クリックの相関:キーワード別のAI Overview出現率と、Search Console上のクリック数の関係を確認します。
- AIOインパクト分析:AI Overviewの有無で、クリック数・インプレッション・CTRがどう変わるかをキーワード別に比較します。
- 月次レポートへの反映:月次レポートに「AI経由の実流入」の章が加わります。
3. AIOインパクト分析
「SEO順位は維持しているのにクリックが減っている」という相談が増えています。原因の候補としてまず疑うべきは、検索結果の最上部に表示されるAI Overviewです。AIOインパクト分析では、AI Overviewが表示された検索とされなかった検索で、クリック数・インプレッション・CTRがどう違うかをキーワード別に比較できます。
| キーワード | AIO出現率 | クリック(AIOあり) | クリック(AIOなし) | CTR差 |
|---|---|---|---|---|
| GEO ツール 比較 | 92% | 310 | 540 | −1.8pt |
| LLMO とは | 75% | 180 | 260 | −1.2pt |
| AI検索 モニタリング | 33% | 95 | 110 | −0.4pt |
※ 上表は表示イメージです。実際の画面では、接続したSearch Consoleの実データで表示されます。
AI Overviewが表示されるキーワードほどクリックが減っているのか、自社の実データで確認できます。あわせて、AIO内の引用ドメインランキングも確認できるため、「クリックを奪っているAI Overviewに、自社は引用されているのか」まで追えます。
4. 月次レポートへの反映
GA4を連携している場合、毎月の分析レポートに「AI経由の実流入」の章が追加されます。露出の変化と流入の変化をひとつのレポートで示せるため、経営層やクライアントへの報告で「AI検索対策の成果」を露出だけでなくビジネスの数字で説明できます。
5. 利用方法
LLM Insightの管理画面から、Googleアカウントで対象のGA4プロパティとSearch Consoleサイトを選んで接続します。接続操作は管理者権限のユーザーに限定されます。追加の設定やタグの設置は不要です。
6. ご利用にあたっての注意
- LLM経由の流入は、参照元情報(リファラ)をもとに判定します。参照元を送らない環境からの流入は計上されないため、実際のAI経由流入は表示より多い場合があります。
- Search Consoleのデータは、Google側の仕様により約3日遅れで反映され、直近約1か月分を分析対象とします。
7. まとめ
- GA4・Google Search Consoleの連携機能を追加しました。
- AI回答での言及・引用と、実際のセッション・CV・検索クリックを同じ画面で突き合わせられます。
- AIOインパクト分析で、AI Overviewによるクリックへの影響をキーワード別に確認できます。
- ビジネスプラン以上が対象で、接続はGoogleアカウントで完了します。追加のタグ設置は不要です。
機能の詳細と分析画面のサンプルは、GA4・サーチコンソール連携の機能紹介ページをご覧ください。