キーワード・プロンプト管理に自社・競合の言及率を追加
キーワード管理・プロンプト管理の一覧に、直近30日の自社言及率・競合言及率を追加しました。あわせて指標列を2段ヘッダーに再構成し、CSVエクスポートも拡充。対策すべきキーワードを一覧から直接見つけられます。
今回の更新:2026年10月の仕様変更に合わせ、キーワード管理の言及率の定義を、AI OverviewsとGoogle AI Modeの件数を足してから率を出す方法に書き換えました。
1. アップデート概要
LLM Insightのキーワード管理・プロンプト管理に、直近30日の自社言及率・競合言及率の列を追加しました(2026年8月12日提供開始)。
これまで、個々のキーワードでの言及状況を確かめるには、詳細画面やダッシュボードを開く必要がありました。登録数が増えるほど、「どのキーワードで自社が弱いのか」を見渡す作業は重くなります。今回のアップデートで、一覧そのものが弱点を探す場所になりました。
2. できるようになること
- 自社・競合の言及率列:キーワード管理・プロンプト管理の一覧に、直近30日の自社言及率と競合言及率をミニバーつきで表示します。0%(実行はあったが言及なし)と未計測(実行なし)は区別して表示されます。
- 低い順ソート:自社言及率の低い順に並べ替えて、対策候補を上から順に洗い出せます。
- 指標列の刷新:指標列を2段ヘッダーに再構成し、数値の右揃えを統一しました。AI Overview出現率のドリルダウンやソート、フィルターなど既存の操作はそのまま使えます。
- CSVエクスポートの拡充:対象期間・実行数・自社/競合言及率を追加しました。キーワードCSVにはAI Overview出現率、プロンプトCSVには組織に所属する全ユーザーへ公開している検索ボリュームも含まれます。
3. 言及率の集計定義
キーワードとプロンプトでは、言及を数える場所が異なります。
| 画面・面 | 分母 | 言及のカウント対象 |
|---|---|---|
| キーワード管理:AI Overviews | 直近30日(日本時間)の成功した検索実行(AI Overviewsが表示されなかった実行も含む) | AI Overviewsの本文でのブランド言及 |
| キーワード管理:Google AI Mode(ビジネスプラン以上) | 直近30日(日本時間)の定期実行のうち、回答本文を判定できたもの(取得失敗・判定不能・実行待ちは含まない) | AI Modeの回答本文でのブランド言及 |
| プロンプト管理 | 直近30日(日本時間)のLLM実行(ブランド判定完了分) | AIの回答でのブランド言及 |
キーワード管理の言及率は、AI OverviewsとGoogle AI Modeの件数を足してから率を出します。面ごとの率の平均ではありません。
例:AI Overviewsが100件中20件、AI Modeが50件中30件のとき、言及率は50 ÷ 150 = 33.3%です。2つの面の率(20%と60%)を平均した40%にはなりません。
- 競合言及率も同じ数え方で、2つの面の件数を足して計算します。
- Google AI Modeはビジネスプラン以上が対象です。パーソナルプランや、AI Modeを監視していないキーワードでは、AI Modeの件数は0件として扱われ、言及率はAI Overviewsの件数だけで決まります。
- AI Overview出現率は、AI Overviewsの成功した検索実行だけで計算します。AI Modeの件数は含みません。
- AI Modeを監視している場合は、言及率のセルにカーソルを合わせると、合算と面ごとの件数の内訳を確認できます。
期間中に実行がない場合は、0%ではなく未計測として表示されます。「言及されていない」と「まだ測っていない」を混同しないための区別です。
※2026年8月12日の公開時点では、キーワード管理の言及率はAI Overviewsの件数だけで集計していました。2026年10月の仕様変更でGoogle AI Modeの件数を合算する定義に変わったため、本節を書き換えています。
4. どう活用するか
言及率の2列を並べて見ると、同じ「自社言及率が低い」でも状況が違うことが分かります。
| 観察できること | 打ち手の方向 |
|---|---|
| 自社が低く、競合が高いキーワード | 競合に取られている領域。競合比較分析で要因を特定し、コンテンツを強化 |
| 自社も競合も低いキーワード | まだ誰も取っていない領域。先行してコンテンツを用意する価値を検討 |
| 自社が高いキーワード | 維持の対象。定点観測を続け、低下したら早めに検知 |
洗い出した対策候補は、CSVで書き出してレポートや施策管理にそのまま使えます。
5. 利用方法
追加の設定は不要です。管理画面のキーワード管理・プロンプト管理を開くと、指標列に言及率が表示されます。
6. まとめ
- キーワード管理・プロンプト管理の一覧に、直近30日の自社言及率・競合言及率を追加しました。
- 0%と未計測を区別して表示し、低い順ソートで対策候補を洗い出せます。
- 2026年10月から、キーワード管理の言及率はAI OverviewsとGoogle AI Mode(ビジネスプラン以上)の件数を足してから計算します。AI Overview出現率はAI Overviewsだけで計算します。
- 指標列は2段ヘッダーに刷新し、CSVエクスポートも拡充しました。
- 追加料金・追加設定は不要です。
ブランド露出の継続追跡については、AIO/LLMモニタリングの機能紹介ページをご覧ください。