IMAKONOが実施した施策の内容と順序
結果の数値を、分母・対照の有無・発表主体ごとにどう読むか
同じ施策を自社で試すときの計測設計
TL;DR:「AI流入が1.6倍」という数字だけでは実態を見誤ります。IMAKONOはAIに投げられそうな質問に答えるコンテンツを追加・最適化し、AI経由のセッションは6か月で354→567(約1.6倍)に増えました。同じ期間にオーガニック検索も約2.4倍に増えたため、AI流入の構成比は1.05%→0.78%へ下がっています。分母まで開示しているので、増加の大きさを全体の中で読めます。
Web制作会社のIMAKONOが、自社サイトの6か月分の実測を公開した事例です。証拠グレードは B(当事者の公表)です。
AI経由の流入は、伸び率だけが語られがちです。母数が小さいうちは、少し増えただけでも倍率は大きく見えます。
この事例が役に立つのは、伸び率と並べて全体に占める割合まで出している点です。AI流入は増えた。それでも構成比は下がった。二つを並べると、施策の効果をどの物差しで測るかという問いが見えてきます。
| 指標 | 前 | 後 | 期間・母数 |
|---|---|---|---|
| AI経由セッション | 354 | 567 | 6か月 |
| AI流入構成比 | 1.05% | 0.78% |
AI経由流入は6か月で354→567セッション(約1.6倍)に増えました。同時にオーガニック検索も約2.4倍に増え、AI流入の構成比は1.05%→0.78%に下がっています。
分母まで開示している貴重な事例です。「AI流入が1.6倍」という見出しだけでは実態を見誤ります。
354→567という増加は、6か月の前後比較です。対照群は無く、同じ期間にオーガニック検索も約2.4倍に伸びているため、AI流入の増加が施策によるものか、サイト全体の伸びに乗ったものかは切り分けられません。
構成比が1.05%→0.78%に下がったのは、AI流入が減ったからではなく、分母のオーガニック検索がより速く伸びたからです。AI流入の数字を報告するときは、実数・伸び率・構成比を並べて出すのが安全です。
セッション数は数百の規模なので、月ごとの振れも大きいと見ておく必要があります。
AIに投げられそうな質問を洗い出して固定し、AI別の引用を記録します。あわせてAI経由のセッション数と、全体に占める割合を基準値として残します。AI別の引用はモニタリング機能で記録できます。
洗い出した質問に答えるコンテンツを追加・最適化します。どの質問向けに何を足したかを記録しておくと、後で引用の変化と突き合わせられます。
同じ期間でAI流入の実数・伸び率・構成比を並べ、オーガニック検索の伸びと比べます。全体が伸びた時期は、AI流入だけの効果と読まないようにします。
この事例を含む一覧はLLMO成功事例・失敗事例集にまとめています。
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出典ページ(IMAKONO)で公開されています。掲載している数値は、出典ページの表記と照合できたものだけです。
施策前の基準値です。対象プロンプト(質問)を固定し、AI別の引用・言及・推奨を記録してから着手すると、効果の有無を切り分けられます。
保証はありません。この事例は1社・6か月の前後比較で、対照群はありません。同じ期間にオーガニック検索も約2.4倍に伸びており、AI流入の増加が施策だけによるものかは切り分けられていません。
同じ6か月でオーガニック検索が約2.4倍に増え、分母が大きくなったためです。AI経由のセッションは354→567に増えましたが、構成比は1.05%→0.78%に下がりました。
実数・伸び率・全体に占める割合を並べて出します。この事例のように、伸び率だけを見ると実態を見誤ることがあります。
A:対照群や前後比較を自ら開示、B:当事者の公表、C:支援会社の発表(複合施策)、D:測定条件非公開(公開対象外)。本事例は B です。
登録したプロンプトをAI別に定期実行し、引用URL・言及・推薦順位を自動記録します。無料診断では現在の露出状況をレポートします。
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